第17回 菌学シンポジウム報告

「伝統的アルコール発酵を考える~ビール・ワイン・日本酒」

日時: 2002年12月14日(土)13:00-17:20
場所: 玉川大学 研究室棟B104

プログラム(敬称略)
13:00 - 13:10 日本菌学会関東支部会長 挨拶
 徳増 征二 (筑波大学)

座長  玉川大学・石山忠之
13:10 - 13:50 ビール醸造における伝統と最新技術  高岡 成介 (サントリー(株))
13:50 - 14:30 よっぱらいは日本を豊かにする  熊澤 茂吉 (熊澤酒造(株))

座長  椿 啓介 (筑波大学)
14:30 - 15:10
自然の恵みにより生まれるワインとそのアイデンティティについて  服部 篤哉 ((株)明治屋)
15:10 - 15:40 ---コーヒーブレイク---  
15:40 - 16:20 麹~その古くて新しいもの  今野 宏 ((株)秋田今野商店)
16:20 - 17:10 民族と酒の発生  小泉 武夫 (東京農業大学)
17:10 - 17:20 おわりに  安藤 勝彦 (協和醗酵工業(株))
17:40 - 19:40 懇親会 (玉川学園 りんどう食堂)  

 人類の文明が始まってすぐに発見・発明された微生物の利用法の原点であり、伝統産業である、アルコール発酵を振り返り、新たな菌類の応用の夢をふくらませた。上記のとおり、ビール、ワイン、日本酒、民族などにまつわる話題を5名の先生方にご紹介頂き、参加者は合計70名に上る大盛況であった。
 シンポジウムを開催するに当たっては、株式会社秋田今野商店、熊澤酒造株式会社、佐藤仁左衛門酒造場、サントリー株式会社、株式会社明治屋に多大なるご援助を賜ったことをここに深謝する。

奥田 徹 (シンポジウム担当幹事)