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【開催案内】2025年度 農業生物資源ジーンバンク事業シンポジウム
2025/07/04
2025年度農業生物資源ジーンバンク事業シンポジウム「ジーンバンクがつなぐ、微生物遺伝資源の研究と活用」を開催します。是非ご参加ください。
農業生物資源ジーンバンク事業では、植物病原菌を主体とした多様な微生物遺伝資源を収集・保存し、研究開発のために提供してきました。一方で、農業を取り巻く環境は多様化し、植物病原菌に限らず、様々な微生物遺伝資源の活用が進められています。本シンポジウムでは、ジーンバンク事業で収集した微生物遺伝資源を活用した学術研究をはじめ、6名の講演者による農業・産業利用への応用展開、さらに微生物菌株の取り扱いに係る国内外の法制度等についての講演を行います。講演会後には、講演者を交えたグループディスカッションを行い、今後の微生物遺伝資源利用のあり方、ジーンバンク事業に求められる役割について考えます。
日時:2025年9月3日(水曜日)
10時00分~11時00分 : ジーンバンク見学(希望者のみ)
13時00分~16時00分 : 講演会・グループディスカッション
場所:ジーンバンク見学 農研機構 遺伝資源研究センター
講演会・グループディスカッション 文部科学省研究交流センター
※ 茨城県つくば市竹園2-20-5
https://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/kouryucenter/005.htm
定員:会場170名、ジーンバンク見学40名
参加費:無料
申込:以下のウェブサイトの申込フォームよりお申込みください。
* 8月19日(火曜日)17時00分締切
https://www.gene.affrc.go.jp/event-ws_20250903.php
プログラム概要:
11:00 開場
13:00-13:05 主催者挨拶 中川路哲男(農研機構理事)
13:05-13:15 「農業生物資源ジーンバンク事業の概要」 佐藤衛(農研機構遺伝資源研究センター)
13:15-15:05 講演
13:15-13:35 「植物病害診断におけるカルチャーコレクションの活用」 廣岡裕吏(法政大学)
13:35-13:50 「遺伝資源とウイルス研究—温故知新の視点から」 冨髙保弘(農研機構植物防疫研究部門)
13:50-14:05 「乳酸菌等の有用微生物の農業・産業利用」 遠野雅徳(農研機構畜産研究部門)
14:05-14:25 「ジーンバンク事業で得たVeronaeopsis simplexは黄金の卵だった!」 成澤才彦(茨城大学)
14:25-14:45 「特許出願における微生物の寄託と分譲について」 松尾康範(NITE特許微生物寄託センター)
14:45-15:05 「生息域外コレクションと名古屋議定書」 石田孝英(国立環境研究所)
15:05-15:30 休憩
15:30-16:00 グループディスカッション
グループ1:ジーンバンクの利活用~研究現場と教育現場~ 廣岡裕吏・冨髙保弘
グループ2:微生物遺伝資源と産業利用 遠野雅徳・成澤才彦
グループ3:微生物遺伝資源の取り扱いに係る法制度と関連条約への対応 松尾康範・石田孝英
お問い合わせ先
農研機構 遺伝資源研究センター シンポジウム事務局
E-mail: GBsympo@ml.affrc.go.jp